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ギリシャの夏の暑さは、半端ではありません。
この灼熱の夏の太陽のもと、アテネの町をうろうろしているのは・・・観光客ばかり! しかもギリシャの町は夏には14時を過ぎると店は閉まってしまう。
冬でも、15時には終わりです。

ギリシャでは、官庁の仕事は、夏には7時始業~14時終業。
冬は7時半始業、15時終業です。
ハイシーズンの商店とて例外ではありません。
曜日によっても違いますが、だいたい9時から15時までの日と、9時から14時までが一般的。
なかには、一度、お店を閉めてしまってから、また夕方、17時30分頃から20時までやっているところもあります。


地元の人たちは昼間、いったいどこへ消えてしまうのでしょう?

このお休みタイムに、地元の人たちは自宅に戻り、ゆっくりと昼食をとって、あとはお昼寝をします。
このお昼寝が「シエスタ」です。
比較的朝が早く、夜遅くまでナイトライフを楽しむことをモットーとする彼らにとって、シエスタの習慣は、夜のための大切なスタミナ源です。
この時間帯に急ぎでもないのに電話をかけたら、ヒンシュクを買ってしまいます! 

限られた日程で忙しく見学や買い物をしたい・・・その気持ちもわかります。
でも、お店も閉まっていることですし・・・地元の人たちにならってゆっくりとカフェでお茶でも楽しんでみてはどうでしょう? 

アテネのカフェはちょっと値が張りますが、美味しいファーストフードのお店もたくさんあります。
シンタグマ広場やオモニア広場でスブラキ(串焼き)やギロ(肉の塊をその場でそいでくれます)をピタ(厚めのクレープのようなパン)に挟んでもらい、ゆっくりと街角ウォッチングをしてみてはどうでしょう。


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ギリシャでは、クリスマスの日には、ギリシャ独特のケーキ「クリストプソモ」や、やはり独特の素朴なクッキー「メロマカロナ」が焼かれるが一般的です。

しかし、地方によってはギリシャ独特のクリスマスケーキを作るところもあります。
りんごやオレンジなどのフルーツに、ナッツが飾られ、オリーブの枝葉あしらわれます。
そしてこのクリスマスケーキを食べるのが、主顕現祭(テオファニア)です。
ケーキは、この日までお預けで、飾っておかれるのです。


テオファニアとは、キリストがヨルダン川で洗礼を受けたという記念日です。
海の水さえ甘く飲める、といわれ、水にちなんだ催しが行われます。


ギリシャ正教の司祭が十字架を海や湖、川に投げ入れ、それを拾おうと、若者が次々と冷たい水のなかで飛び込むさまは圧巻です! この十字架を取るとその年、幸せになれるというのです。
特にアテネの近くの港町、ピレウスのテオファニアの催しは有名です。
港に十字架が投げ込まれると港に集まった船が一斉に汽笛を鳴らし祝福します。


冬のエーゲ海は荒れることも多く、しんみりしてしまいがちです。
でも、だからこそ、盛大に盛り上がる冬のイベントを是非、楽しんでほしいと思います。
ホテルも割安になります。
他の観光客でごったがえすこともなく、じっくりと博物館や遺跡をめぐってみてはどうでしょう?きっと夏にはない、ギリシャの素顔が見えてくるのではないでしょうか。
あまり知られていませんが、1月から2月にはカーニバルも行われます。
現在では宗教色が薄れ、歌と踊りの祭典となりつつあります。
仮装パレードが中心です。


日本とほぼ変わらない寒さのギリシャの冬。
でも、からりと乾燥していることから意外に快適に過ごせます。
夏のギリシャでクルージングを楽しむのもよし、冬のギリシャで雪の聖なるイベントを楽しむのもまたいいのではないでしょうか。


ギリシャの冬のイベントで注目したいのは、聖バシリス記念日です。


ギリシャでは華やかに年越しをします。
子どもたちが、クリスマスキャロル「カランダ」を歌います。
そして年が明けると、部屋の明かりが落とされ、屋外ではクラクションが盛大に鳴り響くのです。
お祝いの言葉が交わされます。
そして迎える新年! ギリシャでは元旦はバシリスの記念日です。
バシリスはビザンチン時代の聖人のひとりです。
したがってこの新年には、「バシロピタ」と呼ばれるギリシャ独特の新年のケーキが用意されます。


実は、このケーキ、中にあらかじめコインが入れられているのです。
そして切り分けられたときにそのコインが入った1切れに当たった人はその1年間、幸せになれると信じられています。


冬のギリシャは、海が荒れることも多くパッケージツアーにはちょっぴり不向きかもしれません。
しかし、だからこそのメリットもあります。
魚介類が年間を通していちばん美味しい季節を迎えるのです。
ただし・・・個人旅行の人に注意していただきたいのは・・・かなりお値段が張ることもあるのです。
ロブスターなど、是非、楽しんでいただきたいですが、「時価」にはくれぐれも注意です! お会計のときになって「目が点!」というのは、世界どこでも共通しています・・・。


アテネ観光の中心、シンタグマ広場からオモニア広場にかけてはスタティヴ通りとパネピスティウ通りというメインストリートで結ばれています。
途中には、スターバックスがあります。
オモニア広場にはマクドナルドもあります。


でも、せっかくギリシャを訪れたのですから、ギリシャならではのファーストフードも体験してみましょう。


オモニア広場近くのドロー通りの両側には、幾つもの店が軒を並べ、カバブやシシカバブ、チキンが店頭で香ばしく焼かれています。
店の隅では逆三角形の肉の塊・・・ギロが目を引き、空腹を誘います。
厚めにクレープ、といった感じのパン、ピタに、トマトやオニオンのスライスを挟み、ギロからそいだお肉を包んで食べるのが、ギリシャ風。
注文すれば店員さんがすぐに肉をそいで作ってくれます。
串刺しのお肉、スブラキもピタに挟んで食べるとボリュームたっぷりのランチとなります。


店頭に並んだもののなから、注文したいものを指させばokです。

それらをテイクアウトしながらゆっくりと町を眺めてみてください。
きっと、貴重な旅の思い出になります。


美味しいお店の見分け方は、人が多く入っているか、並んで待っているか、でしょう。

ちなみに、ギリシャのタベルナでは、テーブルにクロスが掛かっています。
このクロスが紙で、お客さんが席を立つとそのままクロスを丸めて片付けるというものです。
一方、ちょっと高級な?レストランでは、布クロスがきちんと?かかっています。
お財布と相談しながら、ちょっとテーブルクロスを覗いて食事を楽しんでください。


からりと晴れ渡った夏のギリシャも素敵ですが、地中海の恵みがますます美味しさを増す冬のギリシャもなかなか捨てたものではありません。

特にクリスマスは最大のイベントです。


クリスマスイブには、「クリストブソモ」という独特のパンケーキが焼かれます。
「クリストブソモ」とは、「キリストのパン」と言う意味。
家庭それぞれの味、デコレーションがあります。
クリスマスイブには、子どもたちが太鼓やトライアングルを奏でながら、クリスマスキャロル「カランダ」を歌い、家々を回るのです。


夕食はクリスマスイベントの中心です!
クリストブソモがテーブルの真ん中にドンと置かれ、家長がクリストブソモの上で3度、十字お霧「フロニャ・ボラーニ」(おめでとう)といいながら家族みんなにケーキを切り分けるのです。
そして家族みんなで食卓を3度持ち上げるのです!
これはあくまで厳粛な儀式です。

そのあと、本格的な夕食の始まり! お母さんの腕の見せ所です。


クリスマス専用のクッキー「メルマカロナ」が焼かれます。
シナモンの香りが漂う丸い、素朴なクッキーです。


オリーブオイル2カップとお砂糖3/4カップ、オレンジジュース3/4カップを合わせてかき混ぜます。
小麦粉7~8カップに、小さじ2杯ほどのベーキングパウダーと、小さじ1杯のベーキングソーダを加え、ふるいにかけます。
3回かけるとかなり肌理がこまかくgoodです。
そこに最初のオリーブオイルをゆっくりと加えていきます。
卵ほどの大きさに生地を丸め、平たくします。
油は敷かずに、オーブンで30分焼きます。

仕上げは、たっぷりのシロップ。
はちみつ、砂糖、水をすべて2カップずつあわせ、15分間ほど浸しておきます。
シロップから出して平らなお皿に並べ、胡桃を砕いたものとシナモンを振り掛けます。


しっとりとした優しい味のクッキーです。


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