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このほど、アクロポリス博物館のすぐ近くに新しい新博物館が完成しました。新博物館は、総工費1億3千万ユーロ(約210億円)、展示面積は1万4千平方メートルで、旧博物館の10倍以上です。開館に向け、1年以上かけて作品の移送が進められます。
そのなかで、パルテノン神殿彫刻群もいくつかに分けられ新館への移送作業が進んでいます。と同時に、問題になっているのが、ギリシャから英国へ持ち出されたこれらの彫刻群の一部、大英博物館の通称、「エルギン・マーブルズ(大理石)」です。

1801年、駐イスタンブール英国大使エルギン卿は、ギリシャを支配したオスマン・トルコのスルタンから調査、発掘の許可を得て、ギリシャのパルテノン神殿から数年がかりで持ち出しました。彫刻群は1816年英国議会に買い取られ、大英博物館に所蔵されています。神殿の破風彫刻像と周囲の柱の上の壁に掘り込まれた浮き彫りのうち、現存するものの半数が大英博物館であります。年間、500万人が無料で彫刻を鑑賞できます。

ギリシャの新館完成で、ギリシャ側は「古代アクロポリスのすべてをみせることができる」と、これらの大英博物館所蔵分の返還を求めています。新館の最上階4階ホールはパルテノン神殿の彫刻群専用という意気込みです。方角に設計され、神殿と同じ構造で、周囲160メートルの内壁に王子を再現します。大英博物館所蔵分は、レプリカで補充し色を分けることで本物でないことを示します。

エルギン卿の行為は、ギリシャの遺跡保存能力の低さから結果的に彫刻群を後の破壊、風化から守ることになった、とし、遺跡の「国際的な公共性」を主張する大英博物館側と、「人類の文化遺産であるパルテノン彫刻群はひとつのものとして示さなくてはならない」とするギリシャ側の意見が対立しています。


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